2009/12/10

オランジェリー美術館
























































この前行ったパリのオランジェリー美術館。
目的はこのモネの連作「睡蓮」でございます。
この美術館にはこの作品のためだけの部屋があり、楕円形の部屋を絵がぐるりと一周囲んでいます。
天井は自然光を優しく取り入れられるような仕組みになっており、
ベンチに座って見ているとまるで本当にモネの作った庭にいるような感覚を味わう事ができます。

こっちの美術館は美術作品はもちろんですが、展示する空間や建築自体がその作品のためにスペシャライズして作られている事が多く、そっちも見どころ満載です。東京の美術館は企画展がメインであることが多いためか、ただの空っぽの白い空間ってのが多かったので、余計にギャップを感じます。日本では同じ作品ずーっと展示してたらお客さん来なくなっちゃうじゃないかな。こういう面でも消費社会なのでしょうか。

パリには数えきれない程の美術館やギャラリー、素晴らしい建築があるので、フランスにいる間に少しずつ見て回りたいと思います。


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