2009/01/27

疑り深い

僕は尋常じゃなく疑り深いんです。
物心ついた頃から中学生ぐらいまで、僕は定期的に自分の指の本数を数えていた記憶があります。指というのは当たり前に5本。
もう小さい頃からそう教わってるからそれが当たり前で、当たり前すぎて誰もちゃんと数えた事ないんじゃないかなと、もしかしたら全世界中の人が勘違いしてて本当は違うんじゃないかと疑っていたんです。

だから大学で展示会とか、仲間とグループで作業するときも、「展示会の場所とか言ってみたら意外と簡単に変えれるんじゃない?」とか「予算て意外と決まってないからもっと使えるんじゃない?」とか無責任な事を言って迷惑をかけています。
ちゃんとダメって分かった事意外は全部疑ってるんです。むしろ好きに解釈してます。今までこうだったからこうだろうみたいなのは、場合によっちゃ納得できないんです。
「疑り深い」というのは「信じ深い」ということです。

僕は自分の中でちゃんと筋の通った事を絶対いいと信じてるから、わけ分からん言い分やしがらみや慣例で決まった事では納得できないんです。
僕は今の学校が好きで、この学年が好きで、最後に「やっぱ最高だった」って言えるような展示会がしたいっていう気持ちは本当なのに、そのためにみんなで考えたDMは絶対いいと思うのに、なんで変えなきゃなんないんだよと。

グラフィック担当の友達からDMのデザインに、先生からノーが出されたっていう事と、その理由を聞いたけど全然納得出来ない。確かにその視点もあるかもしれないけど、僕らの案もちゃんと筋が通ってる。まだひっくり返すほどの事じゃないと思うのに、変えざるを得ないような感じの流れになってしまった。
自分だったら無視して進めると思うけど、最終的な判断はその友達に任せて先の通りになった。彼はグラフィックの責任者だし「おれは納得している」と言った友達を僕は信頼しているから。

でも、もやもやしてブログに書いてしまった22才の夜でした。

2009/01/24

卒研発表用ムービー

2/4〜2/6にかけてデザイン科学科の学内の卒研発表会があります。
200人の前でひとり持ち時間3分。自分の卒研をプレゼンします。

うちの研究室はその中で作品を使用しているシーンのムービーを作って入れる事になりました。しかも「笑いをとって下さい」と山崎先生はサラリとおっしゃいました。

ただ今、ストーリーやキャスティングを考えてます。

光造形の型

卒研で作る小さなプランター用の型が先日届きました。
本当は型じゃなくてそのまま光造型機で量産してしまおうと思い、3Dデータを作ってセットしたのですが、まさかの故障でできませんでした。
結局自分の手作業以外は信じられないと思い、型を作りました。

相当高かったと思います。先生ごめんなさい。
しかもうまくいかなそうな気もします。
でもとりあえずやってみます。(空気穴の大きさと位置に自信なし!)

今の所クリスタルレジン、シリコン、粘土を試す予定。
時間もないので腹くくります。

2009/01/19

お箸屋さん

六本木ミッドタウンにあるお箸屋さんの写真。

透明人間ライト


これは2年次の「マテリアルデザイン論及び演習」という授業で制作したものです。
この授業では、あらかじめ決められた材料の中から一つ選択し、特性を活かした物を作るという趣旨だったと思います。

僕は業務用紙テープを二枚ボンドで接着しながらぐるぐる巻いて照明を制作。
作品自体というより写真が気に入って載せました。

青々

高円寺で撮った写真。
非常にキレイな色。

たがみ

僕の友達の田上君率いる4人が写真展をやったときの写真です。
とてもいい感じの展示会でうらやましかったです。

水面


これはROBO Japan2008で横浜に行った帰りに、男3人で海に行った時撮った写真です。
遊園地が近くにあり、海が極彩色でした。

大五郎マジック

2年生の時に撮った写真です。
この写真で初めて学内展示の投票1位を獲得しました。
よく聞かれますがノンフィクションです。酔った友達と警備員の関係がいい感じ。

CDジャケット




正確には歌詞カードとCDの裏表紙のデザインです。歌詞カードの表紙がジャケットになるワケです。

この作品は僕の先輩に歌を歌う人がいて、その人の自主制作CDのデザインをやらせて貰ったものです。今は下北沢を中心にeSというバンドで活動しています。

2009/01/18

LG モバイルデザインコンペ


作品コンセプト:「人間らしいつながりのカタチ」(200字以内)
ゆっくりしたい休みの日に、しつこく連絡をもらうことがあります。人とつながっていたいという気持ちは誰にでもありますが、ケータイを切っておきたいときもあります。現在、私たちはケータイを通して半ば強制的に外とつながっています。提案するケータイは「人と人とがケータイを通して、もっと人間らしくつながれる。つながりを強制せず、より直感的に自由に自分の思いを表現出来る。」というコンセプトです。

以上がつながりをテーマにしたケータイ電話のコンペに提出した内容そのままです。

この作品は一次審査を通過し、20作品の入選に選ばれる事ができました。
惜しくも7作品の入賞は逃しましたが、このレベルじゃ入賞は無理だと納得しています。この7作品には友達の姫野君が入っています。

コンペでは見せ方やどんな言葉で説明するのかはとても重要だと思います。
初めて見る審査員の目に留まる事、分かってもらう事、いいと思ってもらう事を考えなければいけません。

本当はもっとブラッシュアップしてからブログに載せようと思っていましたが、実際に選ばれたボードをそのまま見せる事で、後輩や同級生が「なぜ入選できたのか?」「なぜ入賞出来なかったのか?」分析できたらもっといい学校になるんじゃないかと思い載せました。

僕も色々なコンペの入賞者のボードはチェックしています。みなさん頑張ってコンペ穫ってきましょー。そんで学校をもっと盛り上げましょー。

ROBO Japan



ROBO Japan 2008というロボットのイベントがあり、ウチの学校のロボティクス学科がロボットを出品しました。

そしてそのブースのデザインを僕を含め4人のチームでデザインさせてもらいました。

学校の課題と違い本当の仕事のような感じのプロジェクトだったので、スケジュールや予算のコントロール、段取りなどいわゆるクリエーティブ以外の部分で学ぶ所が多くとても刺激的でした。

僕は会場担当だったのでほとんどタッチしてませんが、他にも後ろで流れている映像やグラフィックなどもトータルでやっています。

展示は無事成功し、後からロボットの先生や関係者の方から「一番すてきですね」とか「ありがとうございます」とか言われたとき、本当にやって良かったと思いました。


2009/01/17

エコ展


JIDAが主催する「プロと卵のエコデザイン展2008」に出した作品です。
モノだけ見てもよくわかりませんが、簡単に言うと同じビルで働く人が相乗り通勤仲間を探すツールです。(提出ボード参照)

この作品で奨励賞を頂く事ができました。

2009/01/16

ダイソン

今日、バイトに行ったら掃除機がダイソンさんになってた。

僕は先生の紹介で一年前からデザイン事務所でアルバイトをさせてもらっている。
朝の掃除機掛けは僕の仕事。

中でゴミがくるくる回ってる!と朝からちょっぴりテンションが上がりました。吸引力もたぶん落ちてなかったと思います。
この単純な仕事が少し楽しくなるとはやっぱダイソンはすごいなぁと思いました。
でも最後はたたみ方が分からず教えてもらいました。

2009/01/13

写真


写真は趣味です。
これからたまに載っけます。

2009/01/12

パンパース

例の物を手に取り、レジに向かいました。
店員さんは普通なら乳白色のビニール袋を使うのですが、僕だけなぜかグレーの透けない袋に入れてくれました。


おむつ買うのって恥ずかしい事なのかなぁ。
今回はおむつをバラして高分子ポリマーで遊んだ話をします。

卒研で植物を育てるグッズを作っている僕は、前々から高分子ポリマーという物に興味がありました。なぜかというと砂漠緑化に使われるぐらいすごい吸水をするからです。今まで吸水材にスポンジを使っていたのですが、3日学校に行かないと全滅しちゃうぐらい乾くのが早いので困っていました。なのでおむつをバラして高分子ポリマーを取り出す事にしました。

解剖前のおむつ。カッターが隣にあるとなぜか危うい印象。

まず最近のおむつの出来の良さにびっくりしました。
何だこのマテリアルは?!っていう感じで様々な素材が精密に詰め込まれていて、自分の想像よりずっとハイテクな印象でした
中を割ると、綿みたいな物の隙間に白い粉が入ってました。どうやらこれが高分子ポリマー。ひとつまみをコップに入れ、どのくらい吸水するのか試してみる事に。
完全に入れすぎたと思ったけど見事な吸水を見せてくれました。ひとつまみでこの吸水はすごい!

これからこいつをどんどん活用していこうと思います。
でもこんな膨らむんじゃ使えないか。


2009/01/10

卒業論文


ちょっと前の話ですが、去年の年末に提出した卒業論文の話をしたいと思います。

12月の22日に卒業論文の提出がありました。
なので僕も12月の頭から論文の作成に取りかかった訳ですが、この時はまだ完全になめていました。「1週間ぐらいで終わらせて、再びモックアップの修正にはいります!」とかゼミで高らかに宣言したにも関わらず、この月は延々論文をやるはめになりました。
もう毎日毎日やってんのに終わらなく、先生にも迷惑を掛けて、サラリと終わらせている友達を見ては、自分才能ないなーと少しブルーな気持ちになりました。何も言い訳することはなく、ガチで劣等生でした。
でもいざ出来上がり、ページ数を振ってみてびっくり。
資料抜かして満足の95ページ!「あとちょっとで100枚なのに」とか言われたけど、いいんです。僕はプロダクトの人間だからソリッドで95枚。満足!
最後は完全に、後で自分が見てにんまりするために、やった事を全て記しておこうという気持ちでした。自己満バンザイ!できるの遅かったけど良しとしよう!

うちの学校は「卒業出来りゃいいや」って結構適当に30枚ぐらいの論文出して終わりって人も多いのですが、うちの研究室はそんな考えの人はおらず、4年間の集大成として卒研ができる環境がとても幸せで、嬉しい事だなーと思いました。

卒研





卒業研究を「環境問題に貢献するプロダクトデザイン」っていうテーマで進めてます。
やりたい事は、「衣食住の自産自消」みたいな事です。食べ物の地産地消の考え方は、食の安全やエコのブームから有名ですが、僕がやろうとしている事はそれを暮らしの基本要素の衣食住にまで広げ、さらに地産ではなく自産してもらおうということです。それを一般のエコ製品のように我慢して使うのではなく、それ自体が楽しく使ってもらいたいなと思っています。
まだまだ模型の完成度が低くやる事が山積みですが、展示会に向けて頑張って行きたいと思います。

2009/01/05

アーチスタフォルモ


前々からやろうと思っていたブログをいよいよ始めたいと思います。
もともと日記もmixiも書かないタイプだったのでブログも全く無縁だと思って無視していましたが、自分のやっていることを世の中に説明したり発表していく事の重要さに気付き始め、徐々に考え方が変わってきたので「新年」をきっかけに始めることにしました。
自分の作品や、考えていること、その他生活のことなど、デザインに関わることを書いていくつもりです。言葉も表現なので、練習のつもりで気長にやってこうと思います。

ブログのタイトルはいつもモック作りに使っている粘土の名前です。自由で、間違ってもやり直しがきく点が、僕の理想の学生生活を象徴していたのでタイトルに抜擢しました。何語かは知りません。