2012/01/01

コストに関してちょっと前向きになれた話

明けましておめでとうございます。
ブログ放置している間に年を越してしまいました。
最近更新できてないけど、ブログ続けていきたいので細々と仕事の話とか
書いていこうと思います。

僕の業務は、システムキッチンの扉や取手のデザインや、
ホームページのデザインや、コンペの景品のデザインをやっております。
一つとして自分一人で完結できないので、大騒ぎして周りに迷惑振りまきながらも
なんとか、なんとかやっています。

仕事のデザインと学校でやってたデザインは別物だなぁと思わされることも多く
特にコストに対する感覚は学校では全っったく養えなかったので、
今いろいろ修行しています。。。

いつも何か仕様を決めようとするたび、
(デザイナーだったら多少コストかさんでもイイモノ作りたいでしょ。当たり前でしょ。高いのと安いのと種類あるけどどっち使いたい?って、そんなこと聞かないでよ。コストで諦めたりとかヤダなぁ。ビジネス怖いなぁ。あんまりお金の話はしたくないなぁ。)

と、消極的かつ文章にすると少々生意気な考えを持ち、
モヤモヤする日々を送っていたのですが、
最近課長との雑談の中で少しコストに前向きになれる話がありました。

課長「もし世の中にベンツとフェラーリ(高級車)しかなかったら、車はこんなに普及してないだろ。買える人限られるから、車の便利さを手に入れられる人自体が少ないし、産業もこんなに発達しなかっただろうね。道路もこんなにいらないだろうから街並みも違うだろうし。適正な価格で世に出すことで、製品をより多くの人に使ってもらえるんだよ。より多くの人にいい製品を使ってもらえるってことは、日本の生活のレベルを上げられるってことなんだよ。」(うろ覚えだけど確かこんな感じ)



なるほどー!!!

って思いました。そしたらコストもデザインのウチっすね!
と妙にテンション上がって少しうざがられました。

当たり前の事なのかもしれないけど、
僕なりに会社員としてデザインする上でバランス保てる
良い話かなーと思ってちょっと書いてみました。

今年もよろしくお願い致します。