2009/08/29

もう8月も終わるから

もう8月も終わるからでしょうか。
今日は晴れてたのにパーカー着てても肌寒かったです。
思えばそろそろ留学して1ヶ月がたちます。

今日、フランス語の語学クラスが終わりました。そして仲良くしていたアメリカ勢はこのクラスの終了と同時に国に帰って行きました。

なんでしょうこの寂しさ。彼らとはクラスが同じ(つまり一番下)で仲良くなりました。一番下のクラスなのでフランス語はみんな話せず、英語で話してました。彼らと一緒にいたのでこの1ヶ月、一切フランス語を話しませんでした。まるでアメリカに留学してるようだったので、英語がとても上達しました。

長かったようで短かったこの1ヶ月。やっと慣れてきた所だったのに、もう帰っちゃうなんて想像できないなー。まだ始まったばっかなのに。でもとても楽しかった!
別れはつらいけど、世界中に友達がいるってきっと素晴らしい事だと思います。
どうもありがとう!Merci beaucoup!!

そしてここから本当のフランス留学が始まる気がします。
まぁとりあえず明日から休みなんでまたパリに遊びに行きます。

この1ヶ月で感じた事学んだ事のメモ
・アメリカ人はつまらない事でもとことん意見をぶつけ合う。どっちの電車に乗るのがいいかもう走り出してるのにまだ話してる。
・アメリカ人は遊びに行く時、平気で自分の学校の名前がでかでかと入ったTシャツやキャップを被ってくる。日本人にはない感覚。
・アメリカ人は一緒にパリに行っても「おれあそこ見たいからまた後でねー」とバラバラになる。みんなで回るという感じはない。
・韓国は日本とすごく似ている。(教育や価値観、風習など)中国は全然違う。
・ブラジル人は常に陽気。歌うの踊るの大好き。
・Tokyo,JapanというとCool!!って言われる。
・フランスはカルチャー面でかなり日本に依存している。マンガや本や映画、日本料理屋は結構どこでもよく見る。2年前にイタリア旅行したときは日本なんか誰も知らないんじゃないかってぐらい何もなかった。(唯一、北野武の本が本屋にあった)
・会話の頭に「I think...」か「I'm not sure but...」を付ければたいてい何言っても許される。
・フランスの水道水はミネラルが豊富だからか、水垢がハンパない。
・こっちは「精神と時の部屋」みたいに時間が普通の5倍の濃度で流れている。毎日が新しい。

2009/08/28

ベルサイユ宮殿に行きました(庭園編)

だいぶ間あいてしまったけど続きを書きます。
その間にもパーティーやらパリに泊まったりとかあって更新が追いつきませんが徐々に書いて行きます。

庭園はとにかくひろい!そして影がない!5時間ぐらい歩いて迷いまくってやっと出れました。死ぬほど疲れた。そしてここもなぜかハチが多い!

ついにおでこを刺されてしまうジアナ。歩いて医務室とか行くのかと思ったらジュース屋さんで氷もらって冷やすだけだった。ハチに刺されるって大した事じゃないらしい。

後から知った話ですが、パリではビルの屋上で養蜂をしている所が急増してるそう。パリはセーヌ側もあるし、花もいっぱいあるし天敵のスズメバチがいないから田舎の5倍ぐらい蜂蜜がとれるそうです。
なんだかなー。

庭園を歩いていたら、マリーアントワネットのプチパレスという所に着きました。ここはベルサイユ内にマリーアントワネットがわがまま言って建てさせた別荘のような所です。当時の伝統的な貴族のルールを無視して完全に自分の嗜好だけで作ったそうです。
当時はかなりセンセーショナルだったらしく、暗にフランス貴族の歴史や伝統を否定してるらしいです。

マリーアントワネットは日本でも割と人気があるのでわがままな人ぐらいは知っていましたが、こうやって実際見るとルールや概念に捕われずに生きていて、なんだかすごいクリエイティブな人だったんじゃないかと思いました。

部屋は黄色やピンクといったテーマカラーで統一されていることが多く、僕はピンク色の大理石の色がとてもきれいだなと思いました。すごく高そうです。(最後の写真)

2009/08/21

ベルサイユ宮殿に行きました(お城編)

最近毎週末パリに行ってます。
まじ馬鹿みたいにでかかった!
世にいうベルサイユというやつです。

入る前に外から見た感じ。どれがベルサイユ?って聞いたら今見えてるやつ全部だよっていわれました。思ってたのとちょっと違いました。

入る前の列の長さも半端じゃないです。しかもなぜかハチがいっぱい。







まじクレイジーですね。一個一個の装飾が作るのにめちゃめちゃ時間かかりそうなのに、それが部屋中敷き詰められていて、それが脚がガクガクになるぐらいの広さに広がっているという・・・

この建物だけで作るのに50年かかったそうです。当時世界のトップレベルの彫刻家や画家や建築家やその他大勢の人がこのプロジェクトのために招集され関わったそうです。

宮殿内を見て回るだけで3時間ぐらいかかります。当時の貴族は大きさや装飾の華麗さ、アートの貴重さがそのまま権力の象徴だったんですね。こんなに広くちゃ暮らすの大変そうです。

宮殿内を見て回り、すでに腰が痛くなってきている僕らを待ちかまえていたのは、さらに恐ろしく広大な庭でした。(庭園編に続く)



2009/08/20

プチパーティー

こないだは、急にみんなで料理を持ち寄ってディナーをしようということになって、その辺の芝生でプチパーティをしました。

この日のメンバーはアメリカ人、コスタリカ人、シンガポール人、韓国人、中国人、日本人、フィンランド人、チリ人と国際色豊か。このメンバーなら世界のどこに行っても大体言葉が喋れそうです。

持ち寄った料理。自分と一緒に留学している平山さんの日本勢はなぜかポトフを持ち寄る。下に敷くものがなかったので誰かのバスタオルを敷いてます。

もちろんワインで乾杯。




料理を作っているところ。ここはインターナショナルという寮で1ヶ月で帰っちゃう人は大体ここに住んでいます。初めて入ったけどボロいし、シェアだし、廊下の電気すぐ消えちゃうし、自分の寮はかなり恵まれてるなと思いました。友達の話ではシャワーが水しか出ない人や、窓が開かない人もいるそう。

この日はあたりが暗くなっても結構話したりゲームしたりしてました。こっちは暗くなるのが夜の10時くらいだから、気がつくと遅くまで遊んでしまいます。

しかし寒い!8月なのに短パンTシャツで外に出ると夜はむちゃむちゃ寒いです。パーカーが大活躍です。

ゲームは日本のゲームをいくつか伝授しました。タケノコニョッキッキや牛タンゲームです。
外国人が「One nyokki!!」とか「gyuu!」とか言ってる姿はなんだか楽しかったです。最後はフランス語でやったので数字がすぐ出てこず、レベルが高かったです。

あとアメリカのゲームも教えてもらいました。各自が自分の動物とその物まねのジェスチャーを決め、リズムに乗りながら自分のジェスチャーと他の人のジェスチャーをするというものです。他の人が自分の動物のジェスチャーをしたら自分の番になります。

文章で説明するのは難しいので、日本に帰ってからみんなに教えて、飲み会でやりたいと思います。

スーパーの話を

書いたのでさかのぼって見て下さいね。写真乗っけてたやつです。

スーパーの話は

明日書きますね。
学校でないと写真と文章をアップできないので取り急ぎ写真だけ載せました。
今日(水曜日)は遠足みたいな感じでお城に行ってきました。
毎週水曜は遠足なので2日学校行って休むって感じのリズムですね。こっち来てから何度も色んなお城に行ったのでもう見あきました。

2009/08/18

フランスのスーパー

フランスのスーパーで1番ビックリしたのが牛乳が常温で売られているということです!
大丈夫か!?しかもおいしくなさそうなペットボトル入り。


肉のラインナップにはかなり偏りがあります。まず1かたまりがでかい!薄切りや細切れの肉がない!さらに買い方がまだ分かりません。



もう一つビックリした事。普通のスーパーでもワインの種類が尋常じゃないのはまぁ想定内だったんですが、ビックリなのはその値段!一番安いので1ユーロからあります!場合によっちゃ水より安い!





野菜、果物は全て量り売りで種類も豊富。日本でおなじみの野菜もあれば、見た事のないのもあります。茄子とキュウリは日本のと近いけどサイズが異常にでかい。
値段的には野菜、果物は日本より安いと思います。(日本であまり買った事ないから分からないけど)小玉のメロン1個1ユーロとかリンゴも5個で1ユーロ半ぐらい。

この写真は学校の近くのシンプリーマーケットという所でとりましたが、家の近くにインターマルシェというスーパーもあります。バス停で待ってるのはクラスのみんな。

写真はないですが、
フランスのスーパーではフランスパンが木材売り場のように大量に売られています。こっちではバゲットと呼ばれていて1本80センチぐらいで0.6ユーロとか格安です!

しかし買って2日ぐらいすると凶器のように固くなってしまっていつも食べきれません。
なのにいつも30本ぐらいカートに入れてるおばちゃんがいます。フランス人どんだけパン食うんだよ!

あっあとカートはかなりでかいです。そして小回りがきかないので結構いたるところで道を塞いでいます。

全体的に日本のスーパーと違うのは汚いということです。砂糖売り場は中身がでてて砂糖だらけだし、ペットボトルの飲み物あきらかに中身減ってるし、卵には鶏のフンみたいのついたままだし。

でも暮らしてると案外気にならなくなってくるから不思議です。スーパーにはまだまだ未知の商品が溢れているので少しずつチャレンジして行きたいと思います。

2009/08/13

UTC

これが今通っているコンピエーニュ工科大学(UTC)です。

学校の前がバス停ですが、来たり来なかったりと法則が見えません。






中は黄色を基調としたおしゃれなUTC。日本の工業大学とは少しイメージが違います。A〜Dまでの薄い建物が平行に並び、その間を黄色の階段が繋いでいる感じです。広く見渡せるような所はなく、なんだかダンジョンのようです。

窓から外を見た様子。

突如パソコンが置いてあるスペースが現れます。イスと机の高さがあってなさすぎるので一番左の人は机に座っちゃってます。ここのパソコンは日本語ページを開くと全部文字化けしてみれないので僕は使いません。

寮の様子



なんか学校からしか写真をのっけられないみたいです。
これが今僕の生活している寮の様子です。1人部屋でシャワーもトイレもキッチンもついています。
こんな感じでいつも窓全開で勉強したりメシ食ったりしてます。

2009/08/12

コンピエーニュより


祝。ネット開通。

いやー。どこから書いていいか分からないほどいろんな事がありすぎました。


いろんな事があるのにネットが使えず、今日やっと家で使えるようになりました。寮を管理している事務所に行って申し込まないと使えませんでした。しかもその事務所は平日の8時から12時(朝の)しかやってませんでした。学校遅刻覚悟で行きました。フランス語しか喋ってくれませんでした。


長かった・・・

色んな人に聞きまくってやっとできるようになったけど、黙ってたら一切説明はないのでずっと使えないままだったでしょう。さすがフランスです。

しかしなぜか写真がアップできません。まぁまた明日再チャレンジします。


今はとりあえずフランス語講習が始まって一週間ぐらいたちました。毎日9時に学校に行き4時に終わって、スーパーで野菜を買い、夕飯作って風呂入って勉強して寝るという、とてもシンプルな生活をしています。実家ではガスレンジに火すらつけた事もなかったのに、ネットもテレビもケータイもないので料理が趣味になりました。


この前の週末はパリに行きました。そのときの写真もまたアップします。


とりあえずここまでで思った事。

英語をもっと勉強しとくべきだった!てか普通に喋れないのはあり得ないですこっちでは。みんなどこの国の人も2、3カ国語喋れるのは普通で、5カ国語喋れる人もいます。その中でも英語はマストで、喋れない人は自分の他にはカナダ人と中国人に一人ずついたぐらいです。しかもその二人はフランス語ぺらぺら・・・


つまり英語もフランス語もできないのは100人ぐらいいる留学生で自分だけですね。どのくらい滞在するの?ってよく最初は話す話題なんですけど、僕が1年って言うとみんな顔から笑顔が消えます。なんか心配そうな顔して、真剣にアドバイスしてきたりします。笑


とにかく、これからの時代を生きて行く人間(国際人)としての自覚に欠けていた事を痛感しました。他の国はもっと学ぶのが難しい所だってあるのに、こうやって世界中のみんなと対等にコミュニケーションとってるなんてすごいというか、尊敬を感じます。自分も頑張って国際人の仲間入りをしたいです。

2009/08/03

生きてるので心配なく




うわさ通り、コンピエーニュはネット後進国でした。
色々頑張ってもつながらず、ケータイもネットも掛け布団もトイレットペーパーも無い生活。家族にすら、生きてますと伝える事ができませんでした。
初日に夕飯を恵んでくれたレバノン人の友達に聞いたら、事務所に手続きが必要らしい。いつできるの?って聞いたら8月8日まではバケーションだよだって。
あと一週間もネット繋げないのかい!やってられんわ!って今日は有料サービスを時間限定で申し込みました。
日曜は店もバスもやってないので、ヒマすぎます。
いろいろ書きたい事あるけど時間ないので今日はこの辺で。また今度続きを書きます。
それではお元気で。