2009/09/28

そういえば

まだパリのパリらしい写真を1枚も載せてなかったことに気付いたので一気に載せときます。

パリ北駅。

ルーブル美術館

エッフェル塔

凱旋門

凱旋門の中には凱旋門のプロトタイプ(?)が。

ノートルダム大聖堂

中は神聖な雰囲気

ムーラン・ルージュ

ポンピドゥーセンター

中はとてもかっこいい。モダンアートやデザインの美術館という感じ。

オルセー美術館。こっちではミュゼ・ドッセーって感じで発音するから何の事か分からない。

シャンゼリゼ大通り

モンマルトルの丘

ここからパリが一望できる。

セーヌ川

平山さん(一緒にコンピエーニュに来た唯一の日本人)とカフェでビールをシルブプった時の写真。

メトロの入り口はアールヌーボー

コスプレもいます。

なんか違和感あると思ったら、ロゴがそのまま文字の一部に。日本は違かったよね?

最後はマカロン。買わなかったけどとてもキレイです。

2009/09/24

オワーズ川

今日の朝は寒いなーっと思ったら外が霧みたくなってた
近くの川も幻想的な雰囲気
最近こっちでは風邪がはやってるから気をつけなければ

2009/09/21

Je suis alle a la villa Savoye

どーん!これが有名なサヴォア邸かぁ。写真で見たまんまだ!

ここが一番大きな部屋。内庭みたいなところと繋がっていて中にはコルビジェのデザインしたチェアが置いてあります。とてもゆっくりとした時間が流れています。

内装が美しい。どこ撮っても絵になります。

戸棚や引き出しはクールなステンレスの戸。柔らかい色やカタチの壁とのコントラストがとてもいいです。家具は基本的に備え付けなんだなー。

何でしょうここは?お風呂でしょうか?室内唯一のタイル張りと有機的な造形です。

照明も変わった形。おそらく付けたとき直接光源が見えないのでしょう。

コルビジェのスケッチも見る事ができます。

みんなが自由に書いていいノートが。「感動しました!」「泣きそうです!」など建築やデザインを学んでる学生が書いたと思われるコメントがいっぱいありました。なぜ読めるかというと4割日本語だからです。日本人はこういうの好きだなー。自分もだけど。僕は差をつけるためにがんばってフランス語で感想を書きました。

サヴォア邸の隣に小さな偽サヴォア邸がありました。おしまい。

2009/09/20

サヴォア邸行ってその後髪切りました

タイトルで9割の内容は言い終えましたがそういう事です。今日もパリに行きました。

今まで完全に一人でパリを回った事がなかったので、今日は自分の好きな事を好きなペースでやろうと思い前々から行きたかったコルビジェのサヴォア邸に行きました。写真は月曜日にアップします。(土日は学校がないので)

コルビジェは特に好きでも嫌いでもなく建築史の授業で教わったぐらいだったのですが、フランスに行く前に山崎先生もコルビジェコルビジェって言ってたしちょっと見とこうかなって感じで行きました。建築とか勉強してる人からみたら完全なめてると思われてもおかしくないですね。コルビジェの近代建築の5原則も3つぐらいしか言えません。(ピロティ、連続水平窓、屋上庭園、自由ななんとか・・・)

でも実際見て、感じた事を軽く書いておきます。
一番印象に残ってるのが意外にカラフルでビックリしたことです。モダニズム、住むための機械とか言うと僕はもっと無機質なものを考えていましたが壁の色に緑とかピンクとか使われていて驚きました。一体何考えてこの色にしたんだろう。
あとは、リビングっぽい部屋と中庭みたいなところのつながりがすごいフラットだったのとかドアがめちゃかっこ良かったのとかトイレがやたら多かったのとかここで人が暮らしてる様子が想像できなんなこりゃと思ったことなどありますが、長くなりそうなのでこの辺にしときます。結果的にすごくエキサイトしたということです。最後は普通にちょっと好きになってしまい、本とポストカードを買って帰りました。

あとは髪を切るために以前調べといた日本人美容師がいる所に電話して「今日大丈夫ですか?」「いいですよ」って感じで予約を取りました。
なぜ日本人がいるところにしたのかというと、フランス人の美容師は日本人の髪質に慣れてなくて失敗される事が多いとかうまく希望を伝えられないから日本人にお願いするのがベターだという噂を結構よく聞くからです。「パリ 美容院 日本人」で検索するとこの手の内容のブログがいっぱい出てきます。

今日行った所はその名も「NAOKO」という美容院。モンパルナスの近くにあって、メトロの4番線で行けます。美容師さんは日本人が多く店内では日本語とフランス語が6:4ぐらいで飛び交ってます。お客さんも日本人の方がやや多いかなという感じです。やっぱり日本人がいっぱいいて日本語がいっぱい聞こえると安心しますね。コンピエーニュは日本人ほんとに少ないから。結構短く切りました。さっぱりしました。あーよかったー。カット代は男性だと29ユーロです。毎月行くわけじゃないから結構いいと思います。詳しめに書いてるのは来年コンピエーニュに留学する後輩を意識しているからです。

やっぱたまには一人もいいですね。「サヴォア邸」「散髪」という二大個人的パリでの用事を消化できたのはでかい。あと日本食買うとかデザインの本買うとかもあったけどそれはまた今度にします。

2009/09/15

今日の出来事


1.家でスカイプが繋がった。
今日何気なくログインしたらオンライン表示になった。今まではネットは使えてもスカイプだけがオンラインにならず使えなかった。ブログに写真アップするのは相変わらず家からはできない。
2.電子レンジを買った。
今まで出し渋ってたんですが料理時間の短縮を見込んで購入。35ユーロ。これであったかいものが食べられます。
3.日本語を勉強してるフランス人に話しかけられた。
あなた日本人ですか?っていきなり廊下で言われてびっくりした。どうやらUTCには日本語のクラスがあるらしい。
4.ブログアクセス1000回を突破した
特に気にしてなかったけど、これも節目。これからもよろしくお願いします。


-----English (I'll try to write!)-----
Finally I got a Skype connection in my residence!
I bought a micro-wave!
French guy who can speak Japanese spoke to me!
The total number of access to my blog was over 1,000!

2009/09/10

いよいよ始まるデザイン留学

今日はやっと配属される研究室のアン先生に会えました。
パリにいるエベロトも挨拶をしたいとの事だったので朝10時に合流していざ研究室へ。

(それより前に学校に来てスカイプで山崎研に電話しようとしたのですが、なぜかスカイプがオンラインにならず。プロキシの設定をなんとかやり直してかけたら今度はなぜか声が聞こえず、タイムアップ。フランスのネットの不安定さとセキュリティの強さには参りました。寮ではスカイプが使えない事もあり山崎先生とはまだスカイプで話せていません。先生ごめんなさい。)

研究室に行くとアン先生が日本語で迎えてくれました。アン先生は筑波大に留学していた事があり、日本語が少し話せるのです。
エベロト(ブラジル人)アン先生(フランス人)僕(日本人)の奇妙な日本語での会話が始まりました。途中アン先生の表現が少しおかしくなってしまい「?」ってなった時、なぜかすごい分かってるエベロト。なぜ!?

アン先生はすごい優しい人で、授業の事とかいろいろ教えてもらいました。
こないだセリーヌに取れないって言われてグチャグチャに消された授業の話をしたらあっさり取れました。これでフランスのデザインの授業が受けられます。

でも定員満タンになってる授業もあり結局取れたのは
・Dessin de communication(デッサン・スケッチの授業)
・Graphique design(外部からグラフィックデザインのプロを招いての講義と演習)
・Design Project(コンピューターや機械工学、デザインなど、学科をまたいで学生が一つのチームを作り制作を行うプロジェクト)

特にDesign Projectはすごい面白そう!こういうコラボレーションは理想的です。こういうの一度やってみたかった。問題は言葉ですがなんとか頑張ります。

その後建物の中をいろいろ紹介してもらいました。UTCでデザインはもっと下火なのかと思っていたら、廊下にクレイモデルや建築模型があったり、トランスポーテーションの研究室では壁に車のスケッチがいっぱい。(佐藤研みたいな感じ)思ったよりレベル高くてビックリしました。(でも佐藤研の方がうまいよ)工作室みたいな部屋も機材がいっぱいあっていい感じ。すごい楽しみです。

そして早くも明日からグラフィックデザインの授業が始まります。
予定を見ると8:10から16:30まで。

ながーっ!


2009/09/07

Eberth vient a Paris!!!

エベロトがパリに来た!いやー楽しかった。

エベロトはブラジルから日本に帰る途中に、お母さんとヨーロッパ旅行をしているそう。フランスに来る前にイタリアに行っていて、この後スイスとポルトガルに行くそうです。まずはパリ北駅で一枚。

エベロトは日本の大学院の同級生で、同じデザイン専攻の友達です。彼はブラジルでデザインを学んだ後、今僕のいるUTCに留学し、さらに今年から日本の僕のいる学校に正式に大学院生として入学しました。つまりものすごいインターナショナルパーソンです。彼はポルトガル語、フランス語、スペイン語、英語、日本語の5カ国語を話せます。フランス語や英語を話してるときのエベロトはいつものエベロトよりも頼もしく見えました。

エベロトとエッフェル塔とポンピドゥーセンターにいきました。
久しぶりに日本語でデザインの話したらすごいやる気出て来た!

最後はたまたまパリに来ていたコリアンガールのウンジョンと合流し、なぜか四人でディナー。エベロトはお母さんにはポルトガル語、ウンジョンには英語、店員さんにはフランス語、そして僕には日本語で話していてとても忙しそうでした。
でも久しぶりに日本の友達と話せてとても楽しかった!ありがとうエベロト!


2009/09/05

ガイダンスが終わった

けど思った。
何一つ分からなかった!!

お願いだからフランス語で全部説明するのやめてくれー。
たとえ英語で説明されたとしても危ういはずなのに、今は英語が母国語のように愛おしい・・・

今週はまるまる1週間留学生向けガイダンスでした。ガイダンスと言っても授業の内容ではなく、滞在許可書や保険、履修登録のやり方、各種書類の説明などのガイダンスです。朝9時から17時まで階段教室でガーって説明されるんですが、そりゃもうキツイ。すげーつかれた。
出さないと不法滞在になったり学生カード貰えなかったり奨学金貰えなかったりと結構大事な書類が多いので、英語とフランス語ができる人を捕まえては聞きまくるの繰り返しでした。「おまえそれまだ出してないの!?」的なことはしょっちゅうでした。でもおかげで若干友達増えたような。
大体こっちの人は、事務の人から保険の人から銀行の人までみんな英語喋れなすぎ。

ほんとにすごい大変でした。今まで経験した事のないぐらいの途方のくれ方と怖さを感じました。日本にいる時、わりと僕は「どうにかなるでしょ」的なスタンスで何も心配せず生きてきたのですが、こっちに来てからは本当に自分の判断や行動で大きくこの先がかわってくるので結構恐怖というか不安を感じる事が多くなった気がします。さすがに死ぬことはないけど、自分の健康や充実した留学生活のための全てが自分のさじ加減次第だと思うと気が引き締まります。

話は変わりますが、こっちの大学は僕にとって面白そうな授業がいっぱいあります!例を挙げると、

・Initiation au design industriel(インダストリアルデザインのなんか)
・Initiation au design graphique(グラフィックデザインのなんか)
・Design transport(トランスポートデザイン?)
・Design industriel et creation de produits(インダストリアルデザインとプロダクツ制作?)
・Elements de dessin technique(デッサン技術の基礎?)
・Dessin de communication(コミュニケーションのデッサン??)
・Anglais niveau Ⅰ〜Ⅴ(英語レベル1〜5)

とこんな感じです。全部履修しようと思って紙出したら、事務担当のセリーヌに「あなたは研究室入るからフランス語の授業しか取れないの!」っていってペンでグチャグチャって消されました。でもめげずに研究室のアン先生に相談してみようと思います。もともと単位は全然いらないわけだし。
てかアン先生メール返してくれー!一回会わないと月曜からスケジュールが白紙だよー。

あとそろそろ自分の研究の事を思い出さないと・・・
これが一番マズい。なんもしてない。思い出しただけで胃が痛くなってきた。


2009/09/01

語学学校の様子

ひと際カラフルな服を着たマダムが先生のベアトリスです。
とても面白い人で、凡ミスをすると「アタンスィヨン!マサ!(気をつけてね!)」と言って
ボールを投げるふりをします。
とても楽しいクラスでした。

ケータイ

ちょっとぶれてるけど、これが昨日買ったケータイ。
一番安いのにしたけど普通にかっこいい!日本に帰ってもこれを使いたい。
フランスに来てよかったー。

休日の冒険

今日は休みだったので昼頃に起き、何も予定がなかったので少し冒険してみようという気になりました。

今までなかなか踏み出せなかった、ケータイ電話を今日こそゲットしてやろうと思いさっそうと街に繰り出しました。

なぜ今まで踏み出せなかったかというと、ここコンピエーニュでは英語があまり通じないからです。つまりフランス語で戦わなければいけません。そして何よりフランス人は客に対しても全然親切じゃないのです。たいていの店員はイスにのけ反って座り、「何か用?」みたいな顔して待っています。こっちが一生懸命何かいってもシカトしたり、フランス語でまくしたてられてハイ終了みたいな感じでおつりポイッと投げられて終わるような事が日常茶飯事です。

でももう1ヶ月も勉強したんだ。語学クラスも終了しちゃったしフランス語も自分で頑張らねばと思い勇気を出してケータイショップに入り、用意してきたカンペを確認すると店員らしき人に話かけました。

僕 :「Excusez-moi(すみません)」
店員:「Oui?」
ここからが問題。
僕 :「じゅぶどれ あん てれふぉねぽるたーぶる・・・(ケータイ電話が欲しいんですが)」
店員:???
僕 :「てれふぉねぽるたーぶる!(ケータイ電話!)」×3
店員:「Ah! Telephone portable!」
僕 :(他に何があるんだよ!)
店員:「fdgewfhiewhfiwhihiohwihfwnnakl.....?」
完全に聞き取れず。しかしこのタイミングで聞く事と言ったら一つしかない。
僕 :「じゅぷれふぇれ ぺいえ だばんす(プリペイドのが欲しいです)」
店員:???
僕 :もう一度同じセリフ
店員:・・・
僕 :・・・
店員:・・・
僕 :「...Parlez vous anglais?(...英語話せますか?)」
店員:「Oui. Un peu.(はい、少しなら)」

フランス語会話終了ー。
授業でさんざん練習した「英語話せますか?」だけ一発で通じたー。

そこからはもういいやという気になり、用意して来たカンペをそのまま渡すと店員さんは納得した感じをオーバーなくらい体で表現し、英語で説明してくれました。店員さんは確かに英語があんまり得意じゃなく(僕もそんなに得意じゃないけど)フランス語混じりでしたが一生懸命説明してくれるいい人でした。

「Soixante-cinq.(65ユーロです)」
最後、料金を言う時に手でレジの数字を隠すミニテスト付きで、なんとついにケータイをゲットしました!ばんざーーい!!

これでみんなとちょっとはぐれた時とか、待ち合わせするときとか、日本に電話したくなったときとかすごい便利になりました!てかよく1ヶ月もケータイなしで暮らしてたな。ネットも不安定極まりないし。

おつりを貰った後、ケータイのチェックを別の店員さんがしてくれている間に、ずっと相手してくれていた店員さんから衝撃の一言。
「おれ今日は休みで遊びに来ただけなんだよね。」
どーりで私服だと思った!しかし今まで会ったフランス人の店員の中で間違いなく1番やさしかった。
フランス人は休みの日の方がまともに働けるようです。
明日からいよいよガイダンスが始まります。