2009/12/31

怖いんですけど


大みそかの31日、パリのシャンゼリゼ大通りや、生誕120周年を迎えるエッフェル塔周辺地区などの人気観光スポットで、8000人の警官、機動隊員らが厳戒態勢を敷いている。
 シャンゼリゼ大通りは毎年、数十万人の人出でにぎわうが、今年は寒さが緩んだため約50万人の人出が予測されている。エッフェル塔周辺でも恒例の花火に加えて、今回は、塔の正面を彩る120周年記念のイルミネーションが鑑賞できるため、例年より多い人出が予測されている。
 大みそかはこの数年、深夜を過ぎると、若者らと警官隊が小競り合いを演じるほか、車などが放火されることもある。
(Yahoo newsより抜粋)
え。
そうなの?
まさにそこで年超そうと思ってるんだけど。




2009/12/30

やればできるじゃん


カードキーあればいつでも学校に入れるよって言ってたのに
行ってみたら完全に閉まってて入れませんでした。
だよね。そうだと思った。


それはそうと今日ついに日本の家族から送ってもらった荷物をゲットできました!

始まりは11月の中旬。待てど暮らせど荷物は届かず、ポストオフィス行っても
「不在届けがないと探せない」の一点張り。
「そんなものもらってないし、もう10日前に送ってもらってるからあるはずなんで探して下さい。しるぶぷれー。」
といってもつれない答え。

結局1ヶ月後ぐらいに荷物は家族の元に送り返されてきてしまいました。
なので今回はリベンジ。日本の郵便局もフランスに着いたら連絡するようにして協力体制。
そして今日、何事もなかったかのように不在表がポストに入っていた!
やればできるじゃん!最初からこれやってくれよ。
しかもずっと家にいたからそのまま荷物とどけてくれても良かったけどね。

まぁ許す!
でそれを持ってポストオフィス行って難なく荷物ゲット!
中は頼んでおいたコンタクトレンズ系や、本、お母さんチョイスのスナック、
すずからもらった時計もついに手にする事ができました。

よかったー無事届いて。もう無くされるパターンも考えてたからホッとしました。
おかげで今も茎わかめを食べながら日記を書く事ができます。
でもこの大きさの段ボールだと一回送るのに1万円ぐらいかかります。
つまり問題は
最初の時の送料返してくれ〜って事。
It's not my fault!!



2009/12/27

クリスマスはディナーにお呼ばれ


白河会で知り合った、フランス人のモルガンさんが
「君たちクリスマスはどうするの?予定あるの?」
と孤独な留学生の僕たちを心配して、自分ちの家族のディナーに招いてくれました。
なんて優しいんでしょう。まさに神。
ほとんどフランス語も喋れない外国人をクリスマスという特別な家族の時間にいれてくれるなんて。

車で迎えに来てくれたモルガンさん。実家はパリの郊外にあるらしい。
家についてびっくり。ものすごい素敵すぎるお家とお庭。
いかにもヨーロッパって感じの古い建物。というか屋敷のようなかんじ。敷地が広い。
中に入るとこれまた素敵な家族がお出迎え。大きな犬を何匹か飼っていて、絵に描いたような幸せなヨーロッパの家庭。
まさかこんなすごい所だと思わなかったからカメラを持ってこなかった事を後悔。

部屋に入ると、ベルサイユ宮殿ですか?ってぐらいの凝ったディティールの壁や天井。
今は使われていないけど各部屋に暖炉があり、大きな絵画も飾ってある。

僕が「素敵ですね」と言うたびにモルガンさんのお父さんは家の各部分を一個一個詳しく説明してくれた。
話し好き、歴史好きなのは本人も自分で言ってたけどフランス人らしい。
この家は200年前に建てられて…とか、この絵は私のひいお婆ちゃんの代から受け継がれていて…とか
さりげなくすごい事を言ってました。彼はAir Franceのパイロットだったので英語ができるのです。

他にもいろいろ面白い事がありましたが、ここには書ききれないのでこの辺にしときます。
しかし、とても貴重な体験でした。本来なら味わう事のできないリアルなフランスのクリスマス
日本人としてとても興味深いものを見れた気がします。

ちなみにプレゼントまでもらってしまいました!
開けてみるとアメリカ生まれの有名なボードゲーム「Monopoly」!
パッケージにステッキを持ったおじさんが出てるアレです。
しかもなんと
コンピエーニュ版!!!

こんなのあったんだ!コレはヤバい!嬉しすぎる。
通りの名前とか建物とか全部身内ネタだけに熱い!
今すぐプレーしたいのに!フランス語さえ分かれば。。。









2009/12/23

出てこない


フランス語を勉強すればするほど英語が出てこなくなるという現象に見舞われて困っています。
昨日なんか22時って言おうとしてTwenty twoが出てこなかった。
「It'll be here....("Vingt-deux"…はフランス語だから..22って英語で何だっけ?思いだせ!"Vingt-deux"だから違うって!)」
見たいな感じ。勝手に立ち上がってしまったPhotosopのごとく脳のメモリー容量を喰ってフリーズに追い込んできます。
あー。。。脳みそのメモリーか記憶容量増強したい。

FRENDSが止まらない


英語の勉強のためと思って見始めたちょっと昔のアメリカのテレビドラマ「FRENDS」
ハマりすぎて自分で止められなくなってしまいました。
この話で最後にしようと思っても続きが気になって・・・

でもこの中国語の字幕だけはどうにかなんないかな。
ちょっと邪魔。でもたまに助けられる事も。

日本に帰ったら全てのシーズンを揃えたい。


2009/12/20

ささやか留学生達のクリスマスパーティー


フランスに限らず、欧米諸国ではクリスマスは家族のイベントです。
だから学校が終わると同時にみんな実家に帰り、
近隣の国やアメリカなどから来ている留学生たちも家族で年を越すために帰国して行きます。
なんとも素敵な習慣ですね。そういうの嫌いじゃないです。
残るのはほとんどアジア人と南米の国の人たち。
クリスマスは留学生にとってはなんだか置いてけぼりな感じです。

今日は残った留学生達でささやかなクリスマスパーティをしました。
昨日の内にみんなで名前の書いてあるクジをひいて、その人に4ユーロ以内でプレゼントを用意して今日渡すという、シークレットプレゼント交換をしました。
誰からもプレゼントもらえないから、自分たちで交換するっていう前向きな楽しみ方。
日本にいた時は、高校生ぐらいからクリスマスは部活、大学入ってからはバイト(時給アップする)でまともに祝った事がなかったので、今日のパーティは盛大なわけでも大してお金掛けてるわけでもないのにとても楽しかったです。
ただ5ユーロイーチでピザを頼んで、4ユーロ以内で用意したプレゼントを交換し合うだけでみんなキャーキャー言ってました。なんかいいなぁこういうの。日本でこういう事はできない気がします。(日本人はカタチから入るから)

僕はラロに湯たんぽをあげて(彼はメキシコ出身でフランスは寒いと言ってたから)アナにマフラーをもらいました。最後はHave a nice christmas and new year!って言って別れました。みんなこの休みにどっか旅行行くらしいです。僕は日本人なので作業します。気が向いたらどっか行くかもしれませんが。3月の一時帰国に向けてやっておかなきゃ行けない事が山盛りです。帰国したらやりたい事も山盛り。

とりあえず明日は日本の研究室の合同発表の資料を作ろう。



どうでもいい話


ここ2、3日机に座っていると変な匂いがするときがあるなーと思ってて
今日どこから臭ってるんだろうと鼻をたよりに捜索したら見つけました。

電子レンジが臭う。

忘れてた。鶏肉解凍して使うのを。
一週間ぐらい。


2009/12/18

陸の孤島


雪積もったら何の前触れもなくバスが来なくなった!
唯一の交通手段がぁ。
これじゃ学校行けないよ。
今日今年最後のフランス語の授業だったのにー。

Il n'y a pas de bus aujourd'hui?
pourquoi!? Parce qu'il neige? C'est grave.
C'est seulement transport a Compiégne, n'est pas?
C'était le dernier cours de cette année pour moi.
Quel dommage.


2009/12/17

もけい


今日は授業がないので遅めに起きて学校に行きました。
いよいよデザインプロジェクトの授業も模型作りの段階。

他のみんなは授業で忙しいのでアトリエ(工作室)で1人でパテを塗り、削る。
このなんとも言えない匂い。なつかしい。
大学4年最後のメディックスのプロジェクトを思い出す。

フランス来て最初の健康診断で「肺に影があります」と言われた時は
部屋の空気がパテの粉で濁ってる、あの命がけの作業が頭をよぎりました。
(その後精密検査で異常なしと判明)

なんて懐かしさにふけりながら削っていると、みんながバタバタと道具を片付け始めました。
しばらくなにが起きてるのか分かりませんでしたが、ここはフランスだという事を思い出してピンときました。


昼休み閉まっちゃうんだ。


1時間半も寒い中待てないのでそのまま帰りました。みんなごめんね。


2009/12/16

オランダとベルギーの写真

まずはオランダのアムステルダムから


トラムの車窓から。先生が行ってた通り、自転車がものすごく多い。ヨーロッパの他の国ではこんなに自転車に乗ってる人を見た事がない。ものすごく寒いのに。


夜のアムステルダムは都会なのに結構暗い。

駅前

2日目はみんなをつき合わせるのは悪いので、一人で隣町のシュレーダー邸を見に行く。電車に乗ってユトレヒトへ。シュレーダー邸の写真はまた別に。


オランダにはファーストフードの自販があります。



ベルギー

着いたのは夜。ホステルはブリュッセルのど真ん中。意外と高い建物が多く都会でした。

動画にも載っけた教会と、その隣の建物。ユーロッパって感じ。


メトロのマークは何か変なかんじ。バーでベルギービールを飲んでこの日はおしまい。

ホテルでテレビ付けたらポケモンがやってた。ピカチュウだけが日本と同じ声でした。

ここでもMarche de Noelがやってました。

ワッフル。すごくおいしかった!

変な建物と、2カ国語表記の看板。下がフランス語。

MMMMMM。謎の建物。


世界で4番目にでかい教会らしい。そこから見た町並み。寒すぎて死ぬかと思った。



2009/12/15

寒さなめてた


0℃


最高が。


最低はー7℃なう


火事になるUTC


今日授業受けてたら警報ベルがジリリリリーって鳴って、先生がしょうがなさそうに
「On sort.」(出ましょう)

廊下に出ると他の教室からも生徒がいっぱい出て来ていたけど、みんなダラダラ歩いてたし
話しながら歩いて外に出たので、避難訓練かなんかなんだなと思いました。

外に出てみんなタバコ吸ったり話したりして過ごす事10分ぐらい。また教室に戻って授業再開。で、授業が普通に終わって、帰るために出口のある建物に行くと

めっちゃ煙充満しとるやんけー!

しかもめっちゃ臭い!さっきのマジだったんだと思い外に出ると、ちょうど消防車が2台到着。何の躊躇もなく前の道路を封鎖すると、ほんとに水をかけ始めた。外は再び避難して来た生徒でごった返し、道路は大渋滞。封鎖したからバスも来ないし。


寒いからそのまま帰ったけど、あの後どうなったんだろう。


ユートピア・オランダとキャラの掴みにくいベルギー


行ってきました。オランダ、ベルギーの車の旅。
やっぱり旅行は楽しい!フランスに居ても他の国に行くのは不思議と楽しいもんです。

1日づつぐらいしか居なかったから全て見た訳じゃないけど、
やっぱりヨーロッパは国ごとに全然違うと思いました。本当に不思議。

オランダはユートピアでした。
まるで絵本の中の国のように、国家という厳しい感じを全く感じませんでした。トラムはいつ人をひいてもおかしくないような混雑した駅前を柵もなく走り抜けるし、建物は傾いて隣の建物に寄っかかってるし、大麻も売春も安楽死も合法だし、日本人の僕から見るとそれでいいの?国として成り立つの?って感じ。想像上の国みたいでした。奇抜なデザインもすごくなじんでました。
またオランダ人はオランダ語を話しますが、ほぼ全員英語を話せます。
最初道を聞くときに「Can you speak English?」って言ったら、何でそんな事聞くの?見たいな顔されました。当たり前じゃんって感じだったのかもしれません。
町並みは典型的ヨーロッパの街並みですが、他の国に比べてどこかアジアを感じさせる街でした。
ユトレヒトのシュレーダー邸の話はまた別にアップします。

ベルギーはなんだか掴みにくいキャラでした。
ワッフルとチョコレートぐらいしか知らなかったので、まずフランス語を話してる時点でビックリしました。公用語はフランス語とドイツ語、北部はオランダ語ということでした。看板やサインもすべてフランス語ともう一個の言語(何語か分からなかった)で書かれていて、なんでこんなめんどくさい事になったのかと思いました。
僕らの言ったブリュッセルではフランス語で話してる場合が多かった気がします。
ワッフルは想像以上においしかったです。熱々のチョコレートがかかっていましたが想像以上に寒かったので一瞬で固まりました。観光する場所が想像以上に少なく、しょんべん小僧が有名ということで見に行ったら、想像以上に小さくてビックリしました。ことごとく想像を打ち破るトリッキーな国でした。
動画は夜にたまたま通りかかった教会が、プロジェクターとLEDとネオン管で巨大スクリーンと化している所です。その前の広場は人がわんさかいました。教会にこんな事していいのかという感じでしたが、建物や広場を使い倒す感じはいいですね。


今回の旅で分かった事
・公用語の起源をゲルマン語に持つ国は英語が喋れる(ドイツ、オランダ)ラテン語圏の国はあんまり通じない(フランス、スペイン)ベルギーは真ん中ぐらいだった。
・フランスから車で国境を越えても何もない。パスポートチェックどころかいつ超えたのか分からない。ベルギーからオランダもそう。


2009/12/11

明日から


今週の土日、コンピエーニュに雪が降るらしい。
そんなのしーらない。ぼくはオランダにいます。
オランダの方が寒いのか。


2009/12/10

オランジェリー美術館
























































この前行ったパリのオランジェリー美術館。
目的はこのモネの連作「睡蓮」でございます。
この美術館にはこの作品のためだけの部屋があり、楕円形の部屋を絵がぐるりと一周囲んでいます。
天井は自然光を優しく取り入れられるような仕組みになっており、
ベンチに座って見ているとまるで本当にモネの作った庭にいるような感覚を味わう事ができます。

こっちの美術館は美術作品はもちろんですが、展示する空間や建築自体がその作品のためにスペシャライズして作られている事が多く、そっちも見どころ満載です。東京の美術館は企画展がメインであることが多いためか、ただの空っぽの白い空間ってのが多かったので、余計にギャップを感じます。日本では同じ作品ずーっと展示してたらお客さん来なくなっちゃうじゃないかな。こういう面でも消費社会なのでしょうか。

パリには数えきれない程の美術館やギャラリー、素晴らしい建築があるので、フランスにいる間に少しずつ見て回りたいと思います。


最近めっちゃ忙しいなぁ


こっち来てから料理にはまってます。
今やクックパットでレシピ集めてる時が何より至福の時間です。


今日、工作室で修論の簡易モデルの3案分ぐらい作りました。
機械とか道具とか使うときに、常駐してるおっちゃん(石塚先生みたいな感じ)にいちいち
何のプロジェクトか?どういうアイディアか?どう使うか?
を説明しないと使わしてくれないというめんどくさいシステムでした。
アイディアは別にいいだろと思いました。
「フランス語喋れないんじゃ何もできないよ。」って言われて腹が立ちましたが
Je voudrais〜(〜がしたいんですが)とcomme ça(こんな感じで)で乗り切りました。

それと今週末、金土日でオランダとベルギー行ってくる事になりました。
メンバーはダニエル、ミゲル、(メキシコ)オスカー(チリ)平山さん、おれ(日本)のいつも遊んでる仲間です。
なぜか南米の友達が多い。
コンピエーニュから車借りて行ってきます。陸続きでお隣の国。
オランダではみんなと別行動で僕の尊敬する大好きなデザイナー、リートフェルトのシュレーダー邸を見に行く予定。
とても楽しみです

さらに!同じ研究室の友達キムニイPdウェブのコンペで準大賞受賞!
いやーすごい!こないだは別のコンペでグランプリ取ってたし、とうとう爆発したな。



2009/12/08

うまく行かない事


Thé(茶)vert(緑)
やったー緑茶だ!
と思って買ったら変なハーブティーだよカルフール。
仕方がないから飲むけどさ。
じゃあ緑茶はなんと言うんだい?

11月の中旬に送ってもらった荷物が届かない。
いや届いてるはずなんだけど探してくんない。
不在届けも入ってないし、こりゃまたラ・ポストにリベンジだな。

学校のプロジェクト。お年寄りの為のデザイン。
今まで考えた事なかったけど、これは難しい。
自分のばあちゃんじいちゃんを想像して、自分で持ってるものなんてほとんどない。
杖とか、眼鏡とかだんだんそういうお助けツールしか持たなくなってくる。
物を持つ喜び、って感じじゃないよなぁ。
どうしたら彼らが買いたくなるようなものができるだろう。


2009/12/07

日常



今日は何もしてないのに3回もブレーカーが落ちた。
検証の結果、キッチンの電気コンロに漏電の疑い!めんどくさいなぁ。
今はそこだけブレーカー落としてます。


金曜日にタピオ家でのお部屋観察調査とインタビューを終え、フランスでの修論の調査もこれで3人制覇しました。
残すターゲットはニコラカズオのみ。やつは日本語通じるから楽だな。

土曜日はコンピエーニュの街の中心に行き、「まるしぇどぅのえる」とやらを体験してきました。
クリスマスの期間だけ市庁舎の前の広場に屋台がいっぱい出ているのです。
市庁舎(見た目城)もライトアップ。道路にもイルミネーションが点灯。
思ったよりキレイで、人も賑わってて何かパリみたいと思いました。
コンピエーニュなめてましたがやる時はやります。
揚げたてのチュロスとヴァン・ショー(ホットワインにレモンと砂糖を入れたフランスの冬の飲み物。日本の熱燗のポジションか?)を頂きました。最高でした。

今日、日曜日はフランス語の勉強と修論のアイディア出しをしました。
修論で何を作るかはこれまで相当もがいてきましたが、今はピーンと来るコンセプトを2つぐらいに絞る事ができています。
このピーンが時間経っても色褪せなかったらこのまま行っちゃおう。
でもその周りのものも含めて4つぐらいのアイディアのプロトタイプを作ろうと思ってます。(でもじつは本命は1つ)
フランス語の勉強はパリで買った座頭一(フランス語音声)を見ただけでした。
しかし北野武は天才ですね。これまで特に北野作品は見た事なかったんですが
一発で好きになりました。音楽がとてもきもちいい。俳優さんがみんなすごく上手でいい。
もう4回ぐらい見ました。タピオに貸したらタピオも3回見たって言ってました。
昔の生活風景や、サムライのソウルも感じる事ができ、お得な感じです。




2009/12/05

ついに・・・



























Finally, I got japanese rice!
Finalement, j'ai obtenu du riz du japanese!
ついに日本のお米を手に入れた!

タイ米みたいなやつじゃなくて丸くて白いの!
その名も「sushi rice(おいしい大和)」


Il y a du soleil !!!


すっごい久しぶりに晴れた!
1ヶ月以上ずーっと雨か曇りだったから青空を見たのがすごい久しぶりな感じ。秋が終わったということかな。今日から一段と寒くなりました。
天気がいいと気分まで晴れますね。

2009/12/04

本当に厳しいのは先生じゃなくユーザーでした


セ トレトレ コンプリケ ポーヌ
ってお婆ちゃんに言われちゃいました。
英語で言うとIt's very very complicated for us.(すっごく難しいわね、私たちには)

やっぱ優しさの押し売り、押し付けがましいデザインになっちゃってました。
今日はいろいろな事に気付かされました。勉強になりました。

一週間前に先生からノーが出て、それを踏まえてもう一回アイディアを練り直しての今日のユーザー評価でしたが甘かったですね。
結構、簡単で直感的な操作にしてたつもりだったんですけど、もうアリスターがシナリオを説明してるときのお婆ちゃん達の「必死にそのシーンを想像する顔」を見て既にダメだと思いました。
機能を無理矢理押し込みすぎたなー。全くもってこっち側(作り手側)の都合でしかなかったな。反省。また考え直さなければ。分かっててもちょっと焦るとすぐ陥る定番の罠。まだ未熟だなー。

でもそれ以外にも収穫が。
今日はアイディアとその製品を使ったらどういうシナリオが想定できるかってのを作って持ってったんですけど、分かりやすいようにシナリオの各シーンに挿絵のようにスケッチを配して、マンガと絵本の中間のようなものを作っていきました。これはやった事なかったけど、結構いい感じ。これから評価やポートフォリオにも使えるかもと思いました。

もう1つは、アメリカ人のアリスターがアイディアを話し合ってるときに、どんどんその辺のガラクタとか紙とかで「例えばこう動かすとこうなって・・・」っていうふうに簡単なプロトタイプ(本人は全くそんな気はない)を作りながらやってた事。すごい印象的でした。アイディアはどんどん視覚化しながらやった方がいいってのは学校でよく言われる事ですが、こんなにもナチュラルにやるんだなーとぼんやり思いながら見てました。

デザインする上ではすごくいい事なのはもちろんですが、僕が思ったのは別の事で、「英語って細かい抽象的な事を説明する単語がないんじゃないかな?」ってことです。例えば日本語だったら「ザラザラしてる」とか「ポワーンと浮いてて」って言ったら一発で説明できるんだけど英語ではそれはない。だからlike thisとか言いながら紙を動かして見せたりしてるのかなぁと。完全な憶測ですけど。

でも日本語って本当繊細にできてるなってこっち来てからヒシヒシ感じます。言葉を超えて「察する」っていうのも日本人は持ってますよね。例えば「食べる?」って言われて「ありがとう」っていう。そのありがとうの言い方しだいでは「いらない」っていう意味にもなったりとか。こういうの絶対外国人は分かんないだろうなぁって思います。
日本語は不思議でおもしろい。





2009/12/03

すごい関係ないけど



昔地球に衝突した隕石のシミュレーション。
人のブログで見つけて、映像終わるまで口開いたまま動けなかった。



日本なんかぺろーんってなってます。想像を絶しますね。
こんなものくらってどうやって微生物は生き延びたんですかね?
そのままのカタチで進化しない方が強かったんじゃないかな?
これから温暖化地獄が始まるわけだし。



ユーザーシナリオを作っています



今日プロジェクトのメンバーから、ユーザーシナリオ作ってみたからチェックしてみて
とメールがきた。どれどれ・・・

* Le mégaphone

Sur le plateau se déplacent des vignettes représentant vos connaissances en fonction de leur distance par rapport à votre domicile.

Les vignettes se trouvant dans le cercle extérieur représentent les gens qui sont loin de chez vous ou qui ne sont pas connectés.

Vous pouvez vous-même vous connecter ou non selon la disposition de la partie portative du dispositif (si vous l’ôtez de son socle, vous vous connectez).

Lorsque vous parlez dans la partie conique, ce que vous dites est transmis aux gens dont les vignettes sont dans le cercle intérieur.

Pour ne pas qu’une personne est dans le cercle interne ne vous entende, vous devez déposer un cône noir dessus.

Pour qu’une personne reçoive au mieux votre message, vous pouvez déposer sur sa vignette un cube coloré ; il faut que la vignette soit dans le cercle interne.

Les gens connectés reçoivent vos messages de façon différente selon la distance à laquelle ils se trouvent de votre domicile.

Lorsque vous sortez de chez vous en emportant la partie mobile, vous pouvez recevoir des messages des personnes qui sont chez elles. Souhaitez-vous avoir la possibilité de pouvoir leur répondre par le biais de la partie mobile ?


うん。フラ語。
だよね。明日ユーザーにシナリオ評価してもらうんだもんね。お年寄りだもんね。
これ見て修正したり、絵描いたりしないと。今んとこ全部僕のアイデア。

でも日本でシナリオとか勉強してて助かったな。ここで始めて出会ってたら全く何の事だか理解できなかったと思う。山崎先生に感謝。
ヨーロッパの人はユーザーと一緒にデザインするということが、日本よりもとても自然な事としてとらえられている感じがします。


2009/12/02

フランス人の家に行って暮らし方について考えさせられた



この前フランセ/ジャポネのニコラ・カズオの繋がりで
フランス人の家でメシを食う機会がありました。

入るとまず地面にテープで線が引かれていてTake your fucking shoes down!
と丁寧に英語で書かれていました。でも正しくはTake your fucking shoes off!ですね。たぶん。
つまりはクツを脱いで中に入るということ!フランス人でも脱ぐ人もいるんですね。
アジアンカルチャー迫ってますね。

その部屋は屋根裏みたいな部屋で、キッチンの他にダイニングとリビングを一緒にしたようなでかい空間、バスルームもありかなり広い。2階もあったけどそこは行かなかった。おそらく寝室でしょう。3人でシェアしてるらしい。

なにが言いたいかというと、すーごい素敵だった。
なんでヨーロッパの家って汚くてもあんなにキマるんだろう。全体的にアバウトで、ごちゃごちゃしてて物も多いんだけどすごくカッコイイ。すごく快適そう。すごく雰囲気がある。

リビングみたいにしてるスペースは真ん中にボロッちいローテーブルが適当に置いてあってその周りをぐるっと360°ソファーとかイスとかで囲んでいる。ソファーは1人用のとか3人用のとか種類もごちゃ混ぜでたまにロッキングチェアになったり、マットレスを重ねただけのものがボンと置いてあったり。もういかにたくさんの人が居れるかを追求した感じ。壁と平行にとか壁際に物を並べるとかそういう概念がない。四角い部屋を丸く使っているからソファーの後ろとかすっごい無駄になってるけど、そこに適当に余ったデスクランプなんか置いてうまく間接照明にしてる。てかむしろ天井に照明を付ける所がない。ここで毎晩のように10人ぐらい集まってビールとか飲んでる姿が目にうかびます。

キッチンでパスタも作ったんですけど、一つ一つの物はボロいし汚いし、整理されてないんだけど、全体として一つの雰囲気を醸し出してます。コンロもマッチで火を付けてたし、まな板もまともな包丁もないからお皿の上で小さなナイフで人参を切るみたいな。洗ったお皿置く場所も特に決まってないから、各々自分がベストだと思う所に置いて行く感じ。でもテーブルクロスはちゃんとしてあったり。そこがすごい。

なんというか、僕が思ったのは
この家は何一つ決まってないんだなということ。3人ぐらいで話してたらソファーを寄せちゃえばいいし、いっぱい人が来たらテーブルに座っちゃえばいい。ルールがないからルールを破る事もない。誰も腹がたたない。気持ちいいように暮らせばいいという感じがする。決して怠けて暮らすわけじゃなくて、自分の感覚に素直にしている感じ。だからキレイな柄のテーブルクロスを敷いてみたり、外の風が良かったら窓をガーっと開けたり。シェアしてる部屋だからか、元々そうなのかは分からないけど、様々なアクシデントや生活の仕方の違いを許容でき、かつ気持ちよく暮らすシステムがあると思った。
あと思ったのが、1つ1つの家具のデザインなんかこの家では大した問題じゃないということ。大事なのはジャンルぐらい。(それがソファーなのか、テーブルなのか)実際、使ってる家具はわけ分からんもの達で、拾って来たの?ってくらいボロいし統一感もない。

これを見て、僕も今の寮のこんなつまらない部屋なんかじゃなくて
本当のフラット(フランス語でスタジオ)に住んでみたくなった。
でもまぁ次の機会かな。日本で実務経験を積んでまた海外に挑戦したい。



2009/12/01

クリスマスはノエルというらしい


12月となると急に冬って感じがしますね。
コンピエーニュの町のど真ん中の広場がクリスマス
じゃなくてノエルの飾り付け&屋台&仮設メリーゴーランド(!)で
えらい気合いのいれようになってました。

こっちではノエルは主に家族と過ごすものなので、基本的に留学生達は置いてけぼり。
遊んでもらえません。みんなしょうがなく旅行とか行こうかなとか言ってます。
今年は僕はどうするんだろ。まっ何でもいいや。

しかし最近恐ろしいほど晴れない。1ヶ月ぐらい毎日雨。
でもなぜかフランス人は傘をあまりささない。てかあまり売ってない。
入手困難。帽子被ればいいと思ってるらしい。

今は明日のデザインプロジェクトのアイデアを出しています。
ここぐらいしか活躍できないし、他の二人はデザイン科じゃないので
絵を描けるのが僕ぐらいしかいないというのもあります。
インタラクションデザインかぁ。難しいな。