2010/01/15

ICI50 (Design Project) 最終発表





we present our designs for Birdy, a novel system to allow elders to communicate with members of their social group in the proximity of their home. The system was designed to be used by women in their old age who live alone, with limited mobility and limited technological understanding. We implemented a user-centered design process for our research and this paper outlines our research, design goals, decisions and evaluations.


KeywordsUser-centered design, seniors, old age, symmetry, communication, interactive surfaces


つい先日、デザインプロジェクトの授業が最終発表の日を迎えました。
僕らのチームは一人暮らしおばあちゃんのためのインタラクションデザインをテーマにここまでやってきました。

Birdyと名付けられたこのデバイスは、機械が苦手なおばあちゃんが家族や親しい友人とコミュニケーションするためのツールです。「直感的な操作」や「押しつけない」が僕らのなかのキーワードだったように思います。

この日は、パワポの発表20分とアーティクル(論文?)と簡単な模型の3つが必要条件。
写真はアーティクルの一部です。
僕もパワポの最初の部分を担当して発表しました。最初の課題とターゲットの決定、デザインゴールまで。

フランス語はまだまだ説明できる自信がなかったので英語で許してもらいました。
日本でのエベロトの姿を思い出しました。
それでも英語でこれだけ大勢の前でプレゼンするのは初めてだったので
緊張してかみかみでした。(日本語でも同じだけど。内容も難しくてキャパオーバー)

説明用のムービーは当日の朝、ストップできないのがやっぱり気になって
アリスターにパソコン借りて、6つぐらいに細かく分けました。
ここにのせようと思ったらファイルが対応してなかったのでまた今度。

今回のICI50という授業は模型の完成度は全然問われません。
それより、コンセプトまでの経緯とどう動くかを伝える事に重点が置かれます。
そして春休みにICI54という集中授業があり、ここで完全な模型を提出します。(できれば実動)



●感想
マジで大変だった。言葉の壁をもろに喰らって最初の方はほんとに泣きそうだった。
何もできず、話についていくのが精一杯で、自分は何を勉強しにきたのか分からなくなった。
「人より何倍もスケッチや模型を作って、伝える努力をして補おう」という留学前の計画の甘さを後悔した。
また、海外ならではの自己主張の文化にもついていけなかった。
正直ほんとはもっと違う方向や操作、造形に持ってきたかったけど、チーム全体を納得させて
そっちに持ってくだけの語学力、デザイン力が僕にはなかった。
それが反省点。
一方で後半は意見も少し言えるようになり、アイディア出しから、模型制作、レンダリング、ムービーにかけては自分のスペシャリティを発揮し、一次はチームをリードしていけたように思う。
異文化、異分野のメンバー間でのチーム作業もとてもいい経験になった。
デザインにおけるコミュニケーション力の重要さも痛感する事ができた。






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