2009/11/05

海外のデザイン学生は

なんかあんまり勉強してないと勝手に思い込んでた。

日本の僕の周りの友達はすごい真面目な人多いから、毎日ほぼ休まず朝から晩まで作業してるし、フランス人が土日作業してる姿は想像つかないから日本の学生は結構やってる方だと思っていました。

しかし、昨日のデザインプロジェクトの授業の前半の講義。
まさに山崎研に入った後学んだような事がいっぱい出て来てちょっと焦った。

protocole:プロトコル分析
observables:観察
questionnaires(ouvert)(ferme):インタビュー(オープン)(クローズド)
verbatims
grilles d'observations
focus groups
最後の三つは分からなかったけどこれはおそらくユーザーの評価手法の話。
他にもD.scoolの話や、Nielsenの話
効果、効率、満足度を別々に考え評価する話など。

まさに山崎先生が日頃勉強会やゼミやらで言ってるような話題。僕もちゃんとは知らない。
てか名前知ってるぐらいでも随分マシな方だと勝手に思って、あんまり真面目に知ろうとしてなかったかもしれない。

何がすごいって
この授業、デザ科以外の人も大勢受講してる授業だってこと!

やばいよ〜日本のみんな〜!やつら意外と勉強してるよー!
このくらい基礎知識ですよ的な感じで、ユーザーの評価法について情報系の人とか機械の人とかディスカッションしとるよー!
日本ではデザ科内でもこのディスカッションはできないでしょう。

こういう事って、デザインの能力や技術とは関係ないのかも知れませんが、デザイナーはデザインのプロな訳だから知識として、また道具の一つとして知っておくのは必要だと思います。


やっぱり、日本の千葉の片隅の小さなデザ科の中でやっていると、研究室でやってる事がすぐそのまま専門的な事になって他の人は誰も知らないような気持ちに陥りがちだけど、普段から世界を視野にどん欲に自分のスペシャリティーを高めていくことが重要ですね。

って自分で学んだなぁと思ったから日本のみんなにもおすそわけするつもりで書いてみました。
お互いがんばって素晴らしい組織をつくりましょう。

(注:このブログでみんなとは学校の友達や後輩の事です。)

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