2010/04/26

ミラノサローネ(13日:搬入の日)


ぼくらが出展したのはDesigners Brockというイギリスの人たちが中心となって運営している所。
セントラルマーチンやグラスゴース クールの卒業生が多い。Designers Brockは今年で10年目の歴史がある団体で、全然知らなかったけど最初からすごい所に出させてもらったなぁと後で気づく。なんと去年はあのドリルデザ インの方達も出展していた所らしい。ぼくらにとっては飛び級もいいとこ。ありがたやー。


様々な国の人たちがせっせと搬入している。
僕も千葉工大ではグッドデザインエキスポとか学校の展示とか、いろいろ出させてもらったけど、搬入の仕方から大掛かりだし凝っていて、これが本物かと思った。雑誌とかウェブで見てた世界がそのままの目の前にある感じで興奮したけど、すぐ自分の作品の至らなさが嫌になった。


搬入も半ばな所。搬入日は2日間あったけど僕らは前日にちょろっと来て、すぐ終わってさっと帰った。他の人たちは前の日からやってるけど間に合うのかなってぐらい全然終わってない感じ。でもビール片手になんだか楽しくゆるーく準備していて、世界は違うなと思った。


ここが僕らの展示スペース。
ひ な壇はほぼ完成で後は布をかぶせるのみ。手前にある赤いのが僕の作品。これを分解してスーツケースにつめるとちょうど22キロぐらい。飛行機で預けの荷物 はこれでおしまいになってしまうので生活用品は手持ちバッグという王様待遇の作品。日本にどうやって持って帰ろうかな。


完成。
新井君とぱちり。展示台がやたらド派でですが大丈夫ですかね。先生のディレクションを信じますよっていう感じで搬入は終了。

写 真はないけれど、この日はいきなりトリエンナーレ美術館で行われているオープニングパーティーに先生の提案で行くことになった。スワロフスキー(だったと 思う)の展示スペースではおいしいシャンパンとおしゃれな食べ物が振る舞われていたけど、喜多俊之さんの所とか、キャノンとか行くのがちょっと遅かったせ いで閉まっていて残念。(先生は警備の人を振り切って強引に入り、僕ら取り残される。)
ここで大阪でインテリアデザインの事務所を やっている玉井さんを紹介してもらった。玉井さんは京都工芸繊維で院生もやっていて山崎先生の生徒でもあるというなんだかすごい人。「同級生ですね」って よくおっしゃってましたが恐れ多いっす。でも気持ち的には僕ら以上に若い素敵な人。この出会いが次の日早くも奇跡を起こすとは誰も知らず。この日は玉井さ んと玉井さんのお友達のイタリア人と僕らでバーでビールを飲んで終わりました。




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