2010/02/10

ギリシャは意外な国でした


ギリシャのアテネに4日間行ってきました!

ギリシャって青い空に白い家々が連なって、金髪で青い目の人たちが暮らしてるのかと思ったら
実際は町の中は結構汚く、どちらかというとアラブっぽい顔の人たちの比率が高く、
そしてほぼ毎日雨に降られて寒かったです。(フランスよりかは暖かいけど)

ギリシャは地理的にも、中東寄りなのでアテネの町は、いかにもなヨーロッパではありませんでした。
今回はチリ人のオスカーと2人で行ってきたのですが
オスカーは「パラグアイやエクアドルに行くと、ここと全く同じ町並みを見れる」
と言っていました。写真は今度学校に行ったときに載せます。

今までこの留学中に、ドイツ、スペイン、ベルギー、オランダと行ってきましたが、
今回はちょっと遠出しただけあって、違う文化圏に入ったなという感じがしました。


もう1つびっくりしたのは、ギリシャの夜の町が何も開いてないこと。
バーとかいっぱいあるよ的な事をホステルの人が言ってたから
パリぐらいのイメージでいたら、コンピエーニュレベルでした。
遺跡系は大体3時までとか閉まるの異常に早くて、博物館も6時までとか。
彼らはフランス人以上に働かないのかもしれないです。
ポセイドンの遺跡見に行ったら9:00〜Sunsetとか書いてあって
何時だよって感じでした。着いたときは既に暗かったので入れませんでした。


もちろんギリシャ神話の遺跡や博物館もとても面白かったです。
BC何百年とかに作られた石盤にびっしりとギリシャ文字が刻んであって
それがもう既にAとかBとかのカタチしてるわけだから、こんなもの土の中から見つけたら
そりゃ神々しい気分になるし、自分たちのルーツを考えるだろうなと思いました。
ギリシャは哲学の国でもあります。
Σ(シグマ)がMを横にした文字だと言う事にここで初めて気がつきました。
ここからレタリングやらエディトリアルデザインの歴史が始まったんだと思うと僕もとても神妙な気分になりました。
なんかご先祖様に会ったみたいな気分。

建築史の授業も一番始めは必ずパルテノンでした。(パンテオン?どっちだ?)
シンメトリーで、柱の太さが均等にみえるようにわずかにテーパーしてる。
実際みると結構な変化率でした。
ここからヨーロッパの建築史が始まったんだなと思うと、やはりさっき書いたのと同じ気分になりました。

他にも典型的な詐欺に引っかかったり、嘘しか書いてないガイドブックに騙されたり(スペイン語)
電車でスリの手をぺしぺし払いながら我慢して乗ったり、傘売りの黒人に囲まれたりと
とてもエキゾチックな気分を味わう事ができました。




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