2009/04/18

4/17感性工学特論

大学院に入って約一週間が経ちました。
大学院てほとんど授業ないのかと思ってたら意外と多くてびっくりしました。しかし、4年の頃はほとんど授業なかったので、久しぶりに受ける授業はとても楽しく、しかも他のゼミの先生の話なんて聞く機会が久しくなかったのでなんだか新鮮です。

という訳で今日から、面白かった授業の面白いと思った部分を自分の為にもブログに残していきたいと思います。難しくて自分のキャパを超えてしまったり、たまたま疲れていて居眠りしちゃったら書かないぐらいの気楽な感じで行きたいと思います。さらに、ここに書くのはあくまで自分の解釈した内容なので、全然的外れとかだったら言って下さい。

第一回目は佐藤先生の授業。

・産業パラダイムの転換
大量生産大量消費、効率、合理性、一方向型の情報、消費、所有、購買の欲求
        ↓
感性、美、豊かさ、楽しみ、個人、対話型の情報、幸福の共有の探求
にパラダイムは移行している。それを起こしているのは情報化社会である。
メモ:必ずしもハードウェアなものを作って売らなくていい。

・学校で教えてくれない重要な事。「品質」と「コスト」
第一次品質 機能、性能         →当たり前品質
第二次品質 スタイリング、快適性    →感性品質
第三次品質 ネーミング、ブランド    →感性品質
メモ:山崎先生のいつも言っている「当たり前の提供価値」「魅力的な提供価値」の話と似ている。第三次はまさにブランドエクスペリエンス。
メモ:ブランドイメージの管理も品質管理の一部

・感性工学って何するの?
人間の感性  →  デザイン
感性の診断  ←  デザインアイディア
上の矢印の部分を考えること。
メモ:矢印はデザインの手法、方法論を作る事と、評価の手法を作ることと考えられるかもしれない。修士の研究で新しいデザイン研究をするときに役立ちそうな話。

・学問としての話
工学や科学に求められるもの
 再現性(何度やっても同じ結果になる)
 線形性(数字で扱える。1+1=2)
 独立性(最小単位に分解して扱える)
 一意性(ぼーっとしてた!)
 普遍性(変わらないこと)
 客観性(人によって変わらない)
それに対して感性データは
 低再現性(人はいつも同じ事はしない)
 非線形性(人の気持ちは数字で計れない)
 要素間の交互作用
 多義性(曖昧さ)
 状況依存性、一回性
 主観性

という感じです。これからも自分の興味あるとこだけ書いていきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿